精神障害者を対象とした地域包括ケアシステムの構築について
厚生労働省が精神障害者を対象した地域包括ケアシステムを作れと言っていますが、
そもそも高齢者の地域包括ケアシステムは上手くいっているのでしょうか。
個人的には、あまり上手くいっているとは思えませんが…
地域格差ははひどいですし、大病院集中の医療体制は変わらないし、そもそもまともな有料老人ホームに入れるレベルの収入がある人ってドノクライいるんですかね?
お金がなければ、家で家族が見て下さいとか鬼のようですよね(自分も仕事でそういいますが、鬼みたいだと思ってはいます)。
在宅診療する先生は少なく、疲弊しています。
安い給与で働くヘルパーの質は担保できません。障害や疾病に併せたケアのなど夢のまた夢です。
唯一整備が進んでいるのは訪問看護しょうか。彼らにだって限界はあります。
これらの課題を無視して、新しい地域包括ケアシステムを構築なんていっているのはなんでなのでしょうか。