エビデンスについて

僕は大学で心理学を学んで、環境調整した方が明らかに問題解決が早そうなケースを見て、

カウンセリングのみを使う方法は、自分に馴染まないと思って、専門学校を出て、資格をとって、ソーシャルワーカーになりました。

 

なので、ベースはどうしても心理学的な考え方をしてしまいます。

ケース個々のことなら考え方の差でいいんですが、そもそもとして今やっているソーシャルワークエビデンスや正当性の検証とかになると話が上司や同僚と噛み合いません。

 

個別性が大事だからと言われても、そもそものエビデンスがないので、何が一般的ものと違うのかがわかりづらいのです。

 

こういう話をすると大体、ケースにレッテルを貼ることは個別性を失わせると批判されます。

 

別にそういうことではないんですけどね。

ソーシャルワーク自体にエビデンスを積み上げる意図をあまり感じない(科学的に検証された論文が少ない)ので、仕方ないのかも知れません。

 

個人的にはそれでは気持ち悪い(心理学の世界では必ず各々のアプローチに科学的根拠があった)ので、

ちまちまエビデンスを積み上げて良ければいいなと思っています。